命の旅 音の旅

今日、僕の演奏を聴きにきてくれた初老の男性がこう言ってくれた。

「先日亡くなった家内が、入院中ずっと君のCDを聴いていたんだ。
亡くなった後、君に会いに来ないと、なんだかけじめがつかなくてねぇ。」

胸がいっぱいになった。

実は最近、僕の住まいの近くに住む、
僕がここに越してすぐお世話になった方の旦那さんの
訃報を聞いたばかりだった。

まさに昨日、火葬前最後のあいさつに訪れてくれたばかりだった。

命はどこから来て、どこへゆくのか?

なくなってしまう命は悲しいけれど、
それは僕らサイドからみただけで、
まったく違う向こう側からみたらどうなんだろうとか。

命の遥かなる営みの中で
この世での肉体は単なる借り物にすぎないのでは、、、、
とかいろいろ考える。

インターネットと通じ、
「rainbow」という曲が
ペットを失った方を励ますことができた
という書き込みを偶然読むことができた。

間違いなく、
自分が音楽家である意味を見つけた瞬間である。

こう言ってくれる人がいる限り
一生懸命に音楽していきたい。
そういった方々に恥じない自分でありたい。

冬が必ず春になるように、

もしくは?

小学生はどんなに抵抗してもいつか中学生になるように、

命は遥かなる旅を続けるのだろう。









そんな気分を
とある天才の音楽を聴きながら
感じている。

天才という言葉が陳腐に感じてしまう。

上原ひろみ

ラジオでひと聴きして、絶対買おうと思ったCDが届いた。

「Beyond standard」
初のスタンダード集。

躍動している。
音符が笑っている。音の粒が喜んでいる。

10年ぶりくらいだ、
脳細胞を揺さぶられる音と出会ったのは、、、、、

ここに未来へのなにかヒントがあるような気がする
e0071972_6334553.jpg

[PR]

by takeshikikuchi | 2008-06-24 06:38 | diary  

<< 魅惑です。 今日はBIANCA!!ビアンカ... >>